鳥取大学大学院医学系研究科の飛知和 弦輝 大学院生、香月 康宏 教授、鹿児島大学の伊東 祐二 教授、東京薬科大学の冨塚 一磨 教授らの共同研究グループは、独自の抗体創出プラットフォーム技術を用いて、腸疾患の有望な標的タンパク質「Glycoprotein A33 (GPA33)」に対し、ヒトとマウスに共通して作用する新規の完全ヒト抗体の作製に成功しました。
作製された抗体は、ヒトとマウス、ラット3種のGPA33に共通して高い結合性を示し、マウス体内では標的である腸組織へ選択的に集積することが確認されました。本研究成果に基づき、GPA33を標的とする医薬品開発が大きく加速すると期待されます。
本研究成果は、「Biomedicine & Pharmacotherapy」誌で2025年7月15日(日本時間)、オンライン公開されました。
詳しくは東京薬科大学ホームページをご覧ください。https://www.toyaku.ac.jp/lifescience/newstopics/2025/0729_6832.html