25.12.17

世界初、植物由来「スピロスタノール配糖体」に経鼻ワクチンの増強効果を発見

既存のサポニン系アジュバントとは異なる骨格で、炎症を伴わない高い安全性を実現

東京薬科大学の多田塁准教授松尾侑希子講師三巻祥浩教授根岸洋一教授らの研究グループは、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所(NIBN)との共同研究により、植物(ジギタリス)由来の「スピロスタノール配糖体」ギトニンが、経鼻ワクチンにおける安全かつ強力な粘膜アジュバントとして機能することを世界で初めて実証しました。この発見は、インフルエンザや新型コロナウイルスなどの呼吸器感染症に対する、安全で効果的な次世代経鼻ワクチンの開発に大きく貢献すると期待されます。本成果は、国際学術誌「Vaccine」に掲載されました。

詳しくは 東京薬科大学公式ホームページ をご覧ください。

  • Home
  • ニュース
  • 世界初、植物由来「スピロスタノール配糖体」に経鼻ワクチンの増強効果を発見